喪中はがきが届きました。
喪中お見舞い?喪中はがきを受け取ったらどうするか、悩まれるのではないでしょうか?
今回は、喪中お見舞いとは?喪中はがきを受け取ったらお線香を贈るについて、お伝えします。
喪中お見舞いとは?
喪中お見舞いとは、喪中期間の相手を気遣い慰めるためにはがき・品物を贈ることです。
主に喪中はがきで初めて不幸を知って、お悔みの気持ちを伝えたいけれど、なくなってから数ヶ月経っていて今さら香典を送るのもためらわれる場合に喪中はがきの返事として送ります。
喪中お見舞いは、最近新しく出てきた言葉でもあります。
喪中はがきを受け取ったら?
喪中はがきを受け取ったら、次のようにすることが多いです。
- お悔やみの言葉をはがきか封書で返信する(最近では、喪中お見舞いを出すことも増えてきている)。
- 年賀状は出さない。
- 喪中はがきの返事はせず、年賀状の代わりに年始状か寒中見舞いを出す。
詳しくは、喪中の相手に年賀状を出す?代わりや挨拶はどうする?の記事をご覧ください。
従来は喪中はがきを受け取ったら、寒中見舞いを出すか、お悔やみの言葉をはがきか封書で返信したり、故人との親しさによっては電話を入れたうえで、香典袋を添えて現金書留で送ったりなどしました。
しかし、最近では『喪中お見舞い』という新たな方法が出てきました。
喪中はがきは、11月中旬から12月初旬に届くことが多いので、寒中見舞いを出すまでに1ヶ月半ほど間隔があります。そのため、すぐに気持ちを伝えたい場合や、忘れてしまったり、出さないで終わってしまう場合には、時期にとらわれない喪中お見舞いの方が良いわけです。
個人的には次のように思っています。
- 弔問をすませていて年賀状をやり取りしている場合、返信不要で年始状か寒中見舞い。
- 喪中はがきで初めて不幸を知って、喪中はがきを送った相手と仲が良い、故人にもお世話になったことがある場合、喪中見舞い。
- 喪中はがきで初めて不幸を知って、ただ年賀状をやり取りしている場合、返信不要で年始状か寒中見舞い、もしくは何もしない。
- 上記以外、何もしない。
各地域の風習、ご家庭の事情、相手との関係を考慮した方が良いです。
喪中お見舞いにお線香を贈る?
喪中お見舞いにお線香を贈るかは、相手によります。
贈る側は相手に負担をかけないようにするため、頂戴した場合の返礼品は不要である地域が多いお線香にすることが多いです。
それに贈答用お線香は、相場でも3000円くらいです。
ただし、喪中お見舞いは故人へのお供えではなく、喪に服している方に宛てて贈るものなので、お線香に否定的な意見もあります。他にも、実家に住んでいなかったり、神式の場合などの理由からです。
私の母は、返事のはがきは出さず、お線香のみ贈ったところ、その後電話で相手が今度実家に帰ったときにお供えすることで話は終わりましたが、相手が親友だったからというのもあります。
個人的には、喪中はがきで初めて不幸を知って、喪中はがきを送った相手と仲が良い、故人にもお世話になったことがある場合、お線香でも良いと思いますが、それでも相手がお線香だらけにならないように、はがきか手紙の返事だけで良いのではないかと思っています。
他にも、お線香ではなく、ろうそく、お花という意見もありましたが、相手に気を遣わせないためにも、はがきか手紙の返事だけが良いと思います。
まとめ
- 喪中お見舞いとは、喪中期間の相手を気遣い慰めるためにはがき・品物を贈ること。
- 喪中はがきを受け取ったら、お悔やみの言葉をはがきか封書で返信する(最近では、喪中お見舞いも増えてきている)、年賀状は出さない、喪中はがきの返事はせず、年賀状の代わりに年始状か寒中見舞いを出す。
- 喪中お見舞いにお線香を贈るかは、相手によるが、できればはがきか手紙の返事だけが良いと思う。
喪中お見舞いとは?喪中はがきを受け取ったらお線香を贈るについて、お伝えしました。
各地域の風習やご家庭の事情を考慮して、行っていただければと思います。
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