身内がなくなったら、考える必要がある喪中…
そんな喪中のときに、友人などに結婚式に誘われたら欠席するべきか、悩んでいるのではないでしょうか?
今回は、喪中のときに結婚式は欠席するか、断り方やご祝儀について、お伝えします。
喪中のときに結婚式は欠席する?
喪中のときに結婚式は、欠席することが多いです。
特に、忌中(死は穢れ(けがれ)たものと考えられていたため、その穢れを祝いの場へ持ち込まない、殺生をしないなど、避ける期間)の場合です。
四十九日(または50日)が過ぎて忌明けしている場合、出席してお祝いできるかの気持ち次第となります。ただし、騒いだり余興とかは避けたいので、2次会には行かないことをおすすめします。
とはいえ、地域や家系や相手によってもそれぞれなので、考慮する必要があります。
欠席するのであれば、すぐに返事をした方が良いです。
喪中のときの結婚式の断り方は?
喪中のときの結婚式の断り方は、お祝いごとなので、不幸な(縁起の悪い)言葉は避けた方が良いです。
『やむをえない事情』、『私事により』、『どうしても都合が』などで断ればいいかと思います。それでも伝わらない場合は『身内に不幸があったので』と簡単に伝える程度にします。親しい仲なら『実は喪中なので』と先に打ち明けても良さそうですが、文章に残すのはやめたほうが無難です。
後々誤解のないように式の後で説明すれば良いです。
ご結婚おめでとうございます
この度はお招きいただきましたが、
やむをえない事情があり欠席させていただきます
皆様とご一緒にお祝いできませんがおふたりのお幸せをお祈りしております
返信ハガキを記入する際には、欠席の○をつけるだけでなく、もう片方(今回の場合、出席)や『御』など自分に対する敬称を二重線で消し、宛名の下の『行』を『様』に書き直したりします。
喪中でも祝電を打つのは問題ないので、送りたいと思えるのであれば送ればいいかと思います。
喪中のときの結婚式のご祝儀は?
喪中のときの結婚式のご祝儀は、欠席でも贈った方が良いです。
遅くても結婚式前日までにご祝儀を贈るのが良いですが、四十九日(または50日)が過ぎていない場合、過ぎて忌明け後に贈ります。直接本人に渡すか、欠席した事情や御祝の言葉も一緒にし、現金書留郵便にて郵送します。
ご祝儀の金額は、出席を式が近いときに欠席にした(用意した料理、引き出物などキャンセルできない)場合、当日出席と同等の金額が良いですが、招待状の返信のときに欠席であれば、出席する場合の金額 - 1~2万円(当日の料理や引出物についても見込んだ金額)で良いです。
例えば、友人・友達や同僚の場合、3万円が基本のようなので、もしあらかじめ欠席であれば、1万円で良いと思います。
ただ、以前に自分のときにそれ以上もらっているのであれば、頂いた分はお返しした方が良いかもしれません。
突然欠席の場合は、相手も何で欠席か、キャンセルによる影響も気になると思うので、欠席の連絡をする際に、やむをえない事情で御祝が遅れることは伝えておくのがいいかと思います。
まとめ
- 喪中のときに結婚式は、欠席することが多い。
- 喪中のときの結婚式の断り方は、お祝いごとなので、不幸な(縁起の悪い)言葉は避けた方が良い。
- 喪中のときの結婚式のご祝儀は、欠席でも贈った方が良い。
喪中のときに結婚式は欠席するか、断り方やご祝儀について、お伝えしました。
各地域の風習やご家庭の事情を考慮して、少しでも参考になればと思います。
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