部屋が乾燥する…
加湿器で冬の湿度はどのくらいが良いかなど、疑問に思うのではないでしょうか?
今回は、加湿器で冬の湿度、上がらないのや置き場所で効果的なのはについて、お伝えします。
加湿器で冬の湿度はどのくらいが良い?
冬(12月~3月)は雨の量が減り、湿度は地域によりますが、10%台まで落ち込むことがあります。
加湿器で冬の湿度はどのくらいが良いかは、快適な湿度の目安は40~60%です。
なぜ加湿が必要かは、一般的な冬の外気はかなり乾燥します(エアコンなど、暖房器具を使うのも部屋が乾燥する)。乾燥すると、目や肌(かさかさ)、のどの乾燥(イガイガ)を感じるだけでなく、インフルエンザウイルスが活動しやすくなります(一般的にインフルエンザウイルスは高湿度では繁殖できないようです)。
それに湿度が低いと静電気の発生原因にもなります。これらを加湿することにより症状を緩和させます。
ただし、60%以上で高くてもダニやカビが発生するので、注意が必要です。
加湿器で湿度が上がらないのはなぜ?
加湿器で湿度が上がらないのは、以下が考えられます。
- 外気の侵入
- 換気扇を使用している
- 暖房器具による空気の加熱
- 加湿器の置き場所が悪い
- 加湿器の適用床面積よりも部屋が広すぎる
- 加湿器のフィルターが汚れている
- 湿度計をはかる場所が正しくない
- 窓や外壁など、どこかで結露して除湿している
などです。
多いのが、換気扇など24時間換気で換気量が加湿能力より多いことです。そして、エアコンの風が当たる場所に置いてあると正確な湿度が計測できないこともあります。
ちなみに加湿器を使わずにできる乾燥対策もあるので、前述した原因を取り除いても湿度が上がらない場合は試してみても良いと思います。
- 洗濯物を部屋で干す
- 濡れタオルを部屋にかけたり、洗面器に置く
- 洗面器に水をはって置いておく
- ウォータースプレーでシュシュッとする
- 部屋で鍋を沸騰させる
空気中に水分を放てば、湿度を上げられるようです。ちなみに空気が含む水分の量を変えずに、温度が上がると湿度は下がり、温度が下がると湿度は上がるようです。
加湿器の置き場所で効果的なのは?
加湿器の置き場所で効果的なのは、部屋の中央が良いです。部屋の隅に置くと、湿度が全体に行き渡らないためです。
基本的には、以下の条件の場所に置きます。
- 窓から遠い
- 外気の影響を受けにくい
- 換気扇の影響を受けにくい
- エアコンの風が当たらない
- 部屋の隅には置かない
- ドアの近くではない
できれば、70~100センチの高さ(机の上など)が理想です。冷たい床に加湿器を設置することで、センサーが湿度を高めに設定し、あまり加湿してくれなくなる場合があるためですが、子供などがいて設置場所が高い場所だと危ないのでできればで良いと思います。
壁、カーテン、ふとん、木製の家具などの近くに加湿器を置くとカビの原因になるかもしれないので、注意が必要です。
まとめ
- 加湿器で冬の湿度はどのくらいが良いかは、快適な湿度の目安は40~60%。
- 加湿器で湿度が上がらないのは、いろいろ考えられるが、多いのが、換気扇など24時間換気で換気量が加湿能力より多いこと。
- 加湿器の置き場所で効果的なのは、部屋の中央が良い。
加湿器で冬の湿度、上がらないのや置き場所で効果的なのはについて、お伝えしました。
ご家庭の事情を考慮して、少しでも参考になればと思います。
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