5月と言えば、端午の節句があります。
五月人形は必要か、悩まれるのではないでしょうか?
今回は、五月人形は必要か、何歳から何歳までで選び方について、お伝えします。
五月人形は必要?
五月人形とは、5月5日の端午の節句に、男の子の成長を祝って飾る武者人形です。最近では、鎧や兜も含んで五月人形と呼んでいます。
五月人形は必要かは、ご家庭の事情によります。両親が買うと言うかもしれませんし、子供が成長して、欲しいという場合、必要だと思います。とはいえ、五月人形は、兜のみでも5万円~10万円など高額なのと、どうせ飾らないし場所がなく邪魔になるという理由などで、不要と考える方もいます。
個人的には、記念なので気持ち次第だと思いますが、地域の風習やご家庭の事情を考慮して、決められるのが良いかと思います。良ければ、五月人形の購入時期はいつどこで誰が買う?の記事もご覧ください。
五月人形は何歳から何歳まで飾る?
五月人形は何歳から何歳まで飾るかは、0歳からで特に何歳まで飾るという決まりはないようです。
一般的には初節句のときなので、0歳から飾りますが、生まれた時期が3月から5月5日前の場合、翌年にして1歳からというご家庭もあります。そして、4歳くらいなど子供が成長して興味を持ち始めた場合、購入して飾ることもあります。
何歳まで飾るかは、七五三の7歳まで、元服(昔の成人で15歳くらい)まで、現在の成人の20歳まで、中には、子供が成人してからも我が子の無事を願って飾るなど様々です。
ただ、最近ではお子さんが五月飾りに興味がなくなったり、喜ばなくなったりする12歳(小学校卒業)までのご家庭が多い気がしました。
ちなみに、飾る時期は、春分の日(3月20日前後)~4月中旬(20日前後)で、遅くても節句の一週間前までに飾った方が良いです。しまう時期は、五月の中頃までが良いようです(その期間の天気の良い日)。
飾らなくなった五月人形は、保管するか処分などします。処分方法は、人形供養が良いです。人形供養は、日本人形協会でも供養の代行を行っていますし、お寺や神社でも供養をしているところもあります(もちろん、供養料などは発生します)。
五月人形の選び方は?
五月人形の選び方は、見た目、大きさ、予算で選ばれることが多いです。
選ぶときのポイントです。
- 見た目(デザイン)は気に入ったか?
- 置き場所(飾るスペース)・収納場所は問題ないか?
- 予算は問題ないか?
- 収納する時にコンパクトになるか?
- 出し入れ(飾りやすさ・片付けやすさ)は簡単にできそうか?
など様々です。
他にも、ケースに入っている方にするか、台付きにするか、好きな武将にするなど、好みで選ばれることもあります。とはいえ、予算や住宅事情が前提になってきますので、ご家庭の事情を考慮して、決められるのが良いかと思います。
まとめ
- 五月人形は必要かは、ご家庭の事情による。
- 五月人形は何歳から何歳まで飾るかは、0歳(生まれた時期により、1歳)からで特に何歳まで飾るという決まりはない。7歳まで、15歳くらいまで、20歳までと様々だが、最近では、12歳(小学校卒業)までが多い印象。
- 五月人形の選び方は、見た目、大きさ、予算で選ばれることが多い。
五月人形は必要か、何歳から何歳までで選び方について、お伝えしました。
各地域の風習やご家庭の事情を考慮して、少しでも参考になればと思います。
コメント