初盆ではなく、二度目のお盆を迎えましたが、お供え物をいただきました。
お盆のお返し品は必要か、悩まれるのではないでしょうか?
今回は、お盆のお返し品は必要か、時期はいつでのしはどうするについて、お伝えします。
お盆のお返し品は必要?
初盆・新盆の場合、地域やご家庭によっては、お参りに来られる方へ手土産を準備したり、来られない方にもお返しの品を送るかもしれませんが、二回目(2年目)以降のお盆を迎えた時にお供え物(菓子・果物、線香など)をいただいた場合、お盆のお返し品は必要か悩まれるかと思います。
お盆のお返し品は必要かは、基本的に必要ありません。基本的に、お盆に供養されるために来た訪問者には、手土産やお返しは考えず、お礼やお茶菓子の用意だけで良いと思いますし、郵送などで御供を頂いた方などには、電話やお礼状・手紙でお礼をお伝えすれば良いかと思います。そして、いずれ先方で同じようなことがあったときに、同じ程度のお供えをすれば良いかと思います。
お供え物は、気持ち良く感謝していただくのが良いかと思いますが、とはいえ、いただいた品が高額だったり、気持ちでお返ししたいこともあるかと思いますので、その場合は、頂いた品物の1/3~半額程度のお菓子でもお返しされるのが良いかと思います。
地域やご家庭によって方針があるかと思いますので、しっかり判断して決められるのが良いかと思います。
お盆のお返しの時期はいつ?
お盆のお返しをする場合、時期はいつか悩まれるかと思います。
お盆のお返しの時期はいつかは、お参りに来られる方には、お茶菓子の用意や帰りに手土産を渡すなど、その場で特に後には何もせず、それ以外は、お盆を過ぎてから一週間以内、遅くても月末までには届くようにした方が良いです。
8月に行った場合は、8月31日までとなります。とはいえ、ご家庭の事情でお盆前にお返しされる方もいましたので、状況に応じて決められるのが良いかと思います。
お盆のお返しののしはどうする?
お盆のお返しをする場合、のしはどうするか悩まれるかと思います。お盆のお返しののしはどうするかは、『志』か『粗供養』が一般的です(正確にはのしではなく、熨斗(のし)が描かれていない掛け紙(かけがみ))。
主に関東の場合、『志』で黒白結び切りの掛け紙、関西の場合、『粗供養』で黄白結び切りの掛け紙につけることが多いです。水引の『結び切り』は、二度とあってはいけない、一度きりにしたいという意味があります。
名前は、施主の氏名を書きます。なので、あなたの地域の風習で判断されるのが良いかと思います。
まとめ
- お盆(初盆・新盆でない2年目以降)のお返し品は必要かは、基本的に不要。基本的に、お盆に供養されるために来た訪問者には、お礼やお茶菓子の用意だけで、郵送などで御供を頂いた方などには、電話やお礼状・手紙でお礼をお伝えすれば良いかと思う。
- お盆のお返しの時期はいつかは、お参りに来られる方には、お茶菓子の用意や帰りに手土産を渡すなど、その場で特に後には何もせず、それ以外は、お盆を過ぎてから一週間以内、遅くても月末までには届くようにした方が良い。
- お盆のお返しののしはどうするかは、『志』か『粗供養』が一般的。
お盆のお返し品は必要か、時期はいつでのしはどうするについて、お伝えしました。
各地域の風習やご家庭の事情を考慮して、少しでも参考になればと思います。
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