夏・冬といえば、会社の業績が良ければ、ボーナスが出ますね。
ただ、退職を考えているあなた、ボーナスをもらうためにいつ退職するか悩んでいるのではないでしょうか?
今回は、ボーナスは退職予定でももらえるか、支給条件と良い時期について、お伝えします。
ボーナスは退職予定でももらえる?
ボーナス支給日前に退職することを伝えて、ボーナスがもらえるか悩んでいるかと思います。
ボーナスは退職予定でももらえるかもしれませんし、もらえないかもしれません。
どっちなの?って思われるかと思いますが、ボーナスは絶対に支給しなければいけないという決まりはありません。
ただし、就業規則などにある『支給条件』が重要になってきます。
ボーナスの支給条件を確認する
ボーナスの支給条件を確認すると、次の条件があるかと思います。
- ボーナスの査定対象期間
- ボーナスの支給条件日
ボーナスの査定対象期間は、記載されている期間に在籍していればいいですが、新卒・中途入社などで対象期間の一部しか在籍していない(欠勤・無給扱いの場合も含む)と、その分減ったり、出ないこともあります。
そして、ボーナスの支給条件日は『支給日に在籍している』や『○月×日に在籍している』が多く感じます。ちなみに私の場合、『ボーナスの支給条件日が6月1日に在籍している』でしたが、5月末で退職したため、ボーナスはもらえませんでした。もし、6月1日が退職日であれば、就業規則上は問題ないですが、どうなっていたか今となって気になります。
他にも、就業規則などのボーナスの項目に、業績ややむをえない事由によるなどが記載されていると、ボーナスがもらえるかは会社によります。中には『ボーナスはその支給日において、継続して勤務する意思を持つ者に対して支給する』と書かれている会社もあるようで、ボーナスの支給条件はしっかり確認しておきたいところです。
もし、支給条件がない会社の場合、会社の判断になるので、ボーナスをもらう前に退職することを伝えていると、減額かもらえない可能性が高いかもしれません。
ボーナスは『今までの功績や労い』の他に『将来の期待・将来の労働意欲向上』などの意味もあり、過去には退職予定者のボーナスを8割カットした事例で『将来の期待部分として減額できるのは2割まで』とされたこともあるようで、2割は減額される可能性があります。
ボーナスをもらうために退職する良い時期は?
ボーナスをもらうために退職する良い時期は、ボーナスをもらってから、辞める相談をするのが良いです。
やはり、もらってからの方が確実なので安心です。相手によっては計画的と思われてしまうかもしれませんが、後悔するよりは良いと思います。
もし気になるようでしたら、引継ぎ期間をしっかりとるのが良いかもしれません。
まとめ
- ボーナスを退職予定でももらえるかは、支給条件が重要になってくる。
- ボーナスの支給条件を確認する、支給条件がない場合、減額かもらえない可能性もあるかも。
- ボーナスをもらうために退職する良い時期は、ボーナスをもらってから、辞める相談をするのが良さそう。
ボーナスは退職予定でももらえるか、支給条件と良い時期について、お伝えしました。
会社や支給条件などを考慮して、少しでも参考になればと思います。
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