土用丑の日があります!
土用丑の日の食べ物で悩まれるのではないでしょうか?
今回は、土用丑の日の食べ物でうなぎの食べ合わせの悪いものやおかずは何を食べるかについて、お伝えします。
土用丑の日の食べ物は何を食べる?
土用丑の日というけど、何を食べるか献立やメニューに悩まれるかと思います。土用丑の日の食べ物は何を食べるかは、『う』の付く食べ物で特に鰻(うなぎ)を食べることが多いです。
鰻を食べる方は、鰻丼、鰻重、ひつまぶしなどで、特に自宅、店で鰻丼、鰻重が多く感じました。他にも、食欲の落ちる夏場に栄養価の高いものということで、土用しじみ(土用の時期である夏が旬のしじみ)、土用たまご(土用の時期に産み落とされた卵)、土用餅(土用に食べるあんころ餅)を食べる方も多いです。
とはいえ、ウナギは高いので一人ならまだ良いですが、家族となるとお金が大変だったり、うなぎ(天然物)の旬ではない、そもそもうなぎが嫌いなどの理由から、鰻でない『う』の付く食べ物を食べる方もいます。うなぎ以外の食べ物では、うどん、梅干、牛、うり(胡瓜、南瓜など)などです。
何でうなぎを食べるかなどは、良ければ、土用の丑の日の土用って何?時期はいつで何をするの?の記事をご覧ください。
うなぎの食べ合わせで悪いものは?
うなぎを食べるとしても食べ合わせで悪いもの(合食禁・食合禁)はあるのか疑問になるかと思います。うなぎの食べ合わせで悪いものは、うなぎとスイカ、うなぎと桃のようです。
脂分が多いうなぎと水分が多いスイカを一緒に食べるのはうなぎの脂肪分が十分に消化されず消化不良を起こす可能性があるようです。とはいえ、医学的に根拠はないようなので、うなぎとスイカを食べたからといって必ずしも何かが起こるわけではないですが、気になる場合、辞めておいた方が無難です。
そして、うなぎと桃は、桃に含まれる有機物がうなぎの脂肪の吸収を阻害し消化不良を起こすことがあり、胃腸に負担をかけるようです。
ちなみに、食べ合わせで悪いものとして有名なうなぎと梅干しは、うなぎの脂っこさと梅干しの強い酸味が消化不良を起こすようですが、実際には酸味が脂の消化を助けるのと、味覚の面でも相性が良いようです。
実際の実験でも問題はなかったようなので、言い伝えには科学的根拠がなかったことになります。とはいえ、食べ過ぎたり、胃の調子が良くないときは注意が必要です。
逆にうなぎの食べ合わせで良いものは、うなぎはビタミンA、B群、Eなど豊富に含まれていますが、ビタミンCが少ないため、パセリ、ブロッコリー、ピーマンなどビタミンCが豊富なものを摂るのが良いかもしれません。他にも、きゅうり、タマゴを食べる方も多いです。
土用丑の日でおかずのおすすめは?
うなぎを食べるとしてもおかずは何にするか悩まれるかと思います。土用丑の日でおかずのおすすめは、お新香か酢の物と卵焼きにしじみのお吸い物です。
やはり、さっぱり系が良いためです。鰻丼か蒲焼(ご飯とは分かれて別のお皿に乗る)でおかずを変えている方もいました。
土用丑の日でうなぎと多く感じたおかずは以下となります。
- きゅうりのお新香・漬物
- きゅうりの酢の物
- 野菜炒め(キャベツ、ピーマン、人参)
- サラダ
- ほうれん草のお浸し
- 茶碗蒸し
- 冷奴
- 卵焼き
- かぼちゃなどの煮物
などのおかずにお吸い物か味噌汁です。ご家庭の事情を考慮して、決められるのが良いかと思います。
まとめ
- 土用丑の日の食べ物は何を食べるかは、『う』の付く食べ物で特に鰻(うなぎ)を食べることが多い(うなぎ以外の食べ物では、うどん、梅干、牛、うりなど)。
- うなぎの食べ合わせで悪いものは、うなぎとスイカ、うなぎと桃。
- 土用丑の日でおかずのおすすめは、お新香か酢の物と卵焼きにしじみのお吸い物。
土用丑の日の食べ物でうなぎの食べ合わせの悪いものやおかずは何を食べるかについて、お伝えしました。
各地域の風習やご家庭の事情を考慮して、少しでも参考になればと思います。
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